- 名古屋港コンテナターミナル全体の統一システム
- コンテナターミナル内ヤード作業の共同化を実現
- 全ターミナル間をネットワーク接続しています。
- ゲートレーンが本船に依存しないオープンゲートシステムを実現
- トランスファークレーン、ストラドルキャリア、トップリフター等全ての荷役機器への車載端末導入
- DGPS位置検出装置によるリアルタイムな蔵置位置、荷役機器位置の把握
- GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)によるプランニング作業、センターオペレーション
- NUT-WEBシステム導入と進化によるサービスの拡充。(事前受付申請処理、ステータス変更通知、検査受付、入港船スケジュール、空搬出予約)
高効率な荷役オペレーションの実現
センターでのオペレーション中
- センターでリアルタイムに蔵置状況、および荷役機器の配置を把握することが可能となり、不要なコンテナシフトの低減、荷役機器のアイドル時間の最小限化を図りました。
- 港運ごとの地割等を意識せずに柔軟な蔵置計画を立てることが可能となり、コンテナ蔵置スペースの有効利用を図りました。
- NUTS導入に伴い、愛知県トラック協会海上輸送コンテナ分科会に属する全トレーラーヘッドにユニークな認識IDス テッカーを装着して頂き、ヤード内での外来トレーラーの識別が容易になりました。
人的コストの省力化
- 車載端末の導入により、荷役機器ドライバーとの音声無線は異常時等、最小限の交信のみとなりました。
- DGPS位置検出装置により、正確かつ信頼性の高い情報がリアルタイムに把握できる様になり、毎日のヤードサーベイを不要としました。
- ヤードプランニング、本船プランニングシステムの導入によって、プランニングにかかる人数、時間を大幅に低減しました。
- EDI機能が強化されたことにより、データ入力業務を低減しました。
ゲート作業の大幅効率化
ゲート
- 搬入蔵置座標の自動決定、搬出対象コンテナの自動引き当て等のゲート自動化により、特定本船ごとにゲートレー ンを割り付ける必要もなくなり、外来シャーシの待ち時間を大幅に短縮しました。
共同作業化への寄与
共同作業による大幅な効率化
- 車載端末の導入により、港運の垣根を越えて各荷役機器に柔軟に作業を割り当てることを可能としました。
- バンプールシステムの導入により、CYのみでなくバンプールも共同管理を可能とし、バンプール運営の大幅な効率化に寄与します。(NUCT)
顧客サービスの向上へ
- 荷役効率が向上し本船寄港時間の短縮に寄与→船社へのサービス向上
- 外来シャーシの待ち時間の短縮→荷主へのサービス向上
- NUTS-Webシステムの導入により、顧客からの搬出依頼に対しても迅速に対応→荷主、海貨業者、船社、トラック業者へのサービス向上